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新着記事
- 元参議院議員関根則之氏の死(2022年06月28日)
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参議院選が公示された。その数日前に、元参議院議員だった関根則之氏が亡くなった。92歳だった。この人ぐらい埼玉にゆかりの深い人はいなかった。 吉見町で生まれ、旧制松山中学(現 松山高校)を出て、浦和高校、東京大学法学部、自治省とエリートコースをまっしぐらに進んだ。当時、畑知事が五期目を目指していたが、自民党から担ぎ出されて知事選に出馬、30万以上の大差で…
- やはり一院制だ(2022年06月17日)
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主権在民なんてどう解釈したらいいのだろう。本当は一人の人の権利、一人の人の言葉を重くとらえて、多くの人に認められることでなければ、ただ言葉が浮遊しているだけだ。しかし、残念だが一庶民の吐く言葉は、浮遊物に過ぎない。だからこそ、我々は我々の代表を選んで我々の代弁者になってもらう制度が選挙なのだが、ほとんど制度は機能しない政党がのさばるからだ。二院制は本来このの…
- 拉致に立ち向かえ(2022年06月06日)
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北朝鮮による犯罪。すなわち拉致問題は、いまだに解決されていない。岸田さんのやる気もあてにならないし、信じるにあまりにも遠い。横田めぐみさんの父君も2年前に亡くなった。悲願を抱きつつ、他界をしてしまったのだ。母親の早紀江さんの日記も悲痛そのものだ。こんな時、地方政治はもっともっと強力に国に働きかけるのは重大な責務であるはずだ。参議院の候補達にも働きかけるべきだ…
- 浜田卓二郎さんの死(2022年05月25日)
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バラの散る夢をみた。6月に少し早いが。そしてこの日、浜田卓二郎氏の逝去を知った。東大卒にはめずらしく謙虚で、人柄も良く、総理候補の筆頭だった。「浜田さん、東大モトクラシーといって、足元が分からない人が多いんだよ」とよくからかった。こんな良き人も衆議院選挙に2回落ちた。ある日、私を訪ねてくれた。「あなたの言うとおりでした。モトクラシーでした」と言って頭を下げた…
- 参議院は必要なのか(2022年05月14日)
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政治の嵐は季節を問わず、必ず参議院選挙にあたるというジンクスがあるそうだ。その嵐を呼ぶ参議院選はあと50 日弱と迫った。 憲法改正の論議もさかんになってきたようだ。国民はもう一度冷静に今の二院制が本当に必要なのかどうかを考えるべきだ。戦勝国に押し付けられた憲法。その中の二院制。莫大な税金をかける価値の有無。衆議委との同一性 等。しかしこれも国会で是非を決め…
- ハナミズキは恋の花(2022年05月02日)
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ハナミズキの可憐な花が晩春の街路を彩っている。かつてサクラを米国に贈ったお返しに、米国が御礼に贈ってきた花がハナミズキだそうだ。日本のさくらが散って、ハナミズキが春から初夏を花の季節としてくれる。自然は何と味のあるしくみをしてくれるだろうか。そして「私の想いをうけとめてくれ」と花言葉は言っている。可憐さを装った恋の花なのだ。サクラの恋は短くはかないが、ハナミ…
- 深谷と荒舩清十郎(2022年04月20日)
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運輸大臣の荒舩清十郎。当時はほとんど無名の深谷市に急行をとめてしまった。いくら自分の選挙区とはいえ、大胆すぎた。総理大臣は早速この奇想天外な大臣を首にした。「やはり野におけレンゲ草」荒舩の親分だった川島正次郎は名句をひねった。 それはそれ。真相は、荒船はこの深谷市に住宅団地、工業団地を誘致して県北のユートピアを創る構想をもち、そのための根回しも終えてい…
- 深谷市と荒舩清十郎(2022年04月15日)
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仕事柄かの有名な深谷市へ行くことが多くなった。高崎線に乗るとまずは人形のまち鴻巣に着く。かつては人形のまちとして名を馳せたが、何といっても政争の町として有名だった。中でも県議会のボス島田氏と市長だった佐藤氏の戦いは埼玉県選挙史に長く名をとどめる程熾烈なものだった。市民は一様に「恐い」といって両氏の名を出すことはタブーだった。その二人もすでに泉下の人となった…
- 政治家はしだれ桜になりえない(2022年04月06日)
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しだれ桜はまだ咲きほこっている。さすが、美の象徴として言われる花だ。こうべを垂れて謙虚だ。それにつけても、政治家ぐらいしだれ桜に例えられない職業はない。女性の政治家も皆無だ。何もかつての豊田女史だけが、威張り散らしていたのではない。何とかに刃物ではないが、権力をもった女性はとてつもなく恐い。あの秘書をはじめとした周囲のものに吐いている言葉は、耳をふさぎたくな…
- 統一選も民主主義の重要な学校だ(2022年03月28日)
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あと一年。統一選という大イベントがある。各政党はどの候補を公認するか、大変な作業を始めだしている。しかし、そんな候補者選びに早くも首をひねるようなことがおきて、心ある有権者を困惑させている。県北のある市では、もう政党の公認が決まっている。正式な県連の順序を踏んで決定したか否か。どうもそうではないらしい。おまけにこの市では市長選も相まって、骨肉の争いまで発展し…
新着ニュース
- 根深い自民党への不信感(2024年03月18日)
- 第35回企画展「鴻沼」(2024年03月10日)
- お腹の脂肪に98000円(2024年03月14日)
- 地に落ちた自民党は大丈夫か(2024年03月19日)
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