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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 人生は運の強弱で決まる(2023年05月17日)
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統一選挙も終わった。運の悪い人は落ちた。勝負の神の審判は厳しい。当選間違いなしと言われたAさんも、事務所にはたくさんの人が出入りをしていたが、見事に落選の憂き目をみた。財あり、学あり、笑顔なし、運なしの典型の人だった。というより、あまりにも態度が横柄だから、運がどんどん逃げていった。本人はいまだに自分の不徳に気付いていない。事業も同じ。笑う門には必ず福がくる…
- 雄弁こそ政治家のいのち(2023年03月30日)
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演説が消えた。 今の主流は説明だ。説明会が選挙だ。政治家の武器は演説のはずだ。演説で引き寄せ、政策をにじませる。今は、そんな手間はかけないで安っぽい説明術で逃げている。何の苦労も知らないのだ。したがって、政治の質が落ち、政治家の仮面をつけたつまらない人間が政治家になってしまう。表現力のない人間は政治家になるべきではない。田中角栄は言うまでもなく安倍晋三で…
- 選挙は弱者の特権のとき(2023年03月04日)
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あと一カ月で統一地方選。何とも低調で燃えない。もちろん人物がいないのはさておき、何のためにこの人が立候補したのか見えてこないのも事実だ。「主人が亡くなってしまったので、弔い選挙です」と叫ぶ人。負けてからとっくに死んでしまっているのに弔い選挙かと首をひねる。とにかく有権者を引き付けない。独りぼっちの戦が多すぎる。政策然り。この時代どれだけ多くの人が苦しんでいる…
- 余話的議員はいらない(2023年02月07日)
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地方議員のなりてが少ないらしい。統一地方選まで実質2ヶ月。心なしか静かな日々が続いている。何故少ないのか。ずばり、魅力にとぼしいからだ。しかし、本気になれば、こんなやりがいのある仕事はない筈なのだ。日常の仕事は常に選挙につながっていることを考えると、決して割に合う仕事ではないのかもしれない。議員の数が多すぎるのが要因の一つだ。数を大幅に減らせば収入も大幅に…
- 元副知事関口一郎伝 武蔵野の月(2023年01月16日)
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先日、「武蔵野の月」というタイトルの伝記が送られてきた。タイトルといい、表紙のデザインといい、詩集か文芸書のような美しい本だった。畑知事や土屋知事の時代、筆頭部長をはじめ、副知事にまで昇りつめた今年88歳になる関口一郎氏の自叙伝だった。自叙伝には、いやな思い出をいくつか持っている私だが、関口さんのは違った。控え目、控え目に己を語り、埼玉の時代を語り、まさに生…
- 議会と不信任とワンコイン(2022年12月28日)
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地方の政治が民主主義の学校だ。かつてより、地方が優れれば国も良くなると、政治学者も唱えてきた。地方政治の失敗は民主主義の傷となる。 傷と言えば、坂戸市議会のかすり傷にもならない後味の悪い傷だ。多数の人々の勇み足といわれても仕方あるまい。 議員の身分に関する処置は慎重すぎるぐらい慎重でなければならない筈だ。民主主義が民主暴力になる事だけは避けなければならな…
- 行田の市長選(2022年12月01日)
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月日の流れの早さはシャンソンのミラボー橋の下一節のようだ。日が行き月が去り、過ぎた昔の恋はかえらない♪・・・ あっという間に4ヶ月後は統一地方選だ。あたかも米ツキバッタのように頭を下げだす人が増えてきた。米ツキバッタの恋の季節だ。 それにしても行田はあんな小さい町に五人も六人も市長選に出るそうだ。 裏を返せば、候補者同士が馬鹿にし合っている証拠だ。尊敬…
- 片山さんは質の向上につとめるべき(2022年11月12日)
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政治家の質が下がりっぱなしだ。片山さんとか言う政治家は自分の乗っていた車で人をはねた。しかも何の声もかけず、謝りもせず、平然と立ち去った。文春砲が追っかけている。ツイッターでも、彼女らしいとか、またかという声が寄せられている。政治家に神を求める必要はない。しかしせめて人間は求めたい。一般常識をもった。この方は、学校は秀才だったらしいが、社会的偏差値となるとか…
- いでよ!女性の政治家(2022年11月01日)
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久しぶりに前参議院議長山東昭子さんの話を聞いた。聡明な人だと思った。経歴をみても、常に挑戦をしていく姿には感銘を受けた。そして、この人ぐらい貫禄があって情の深い人はいないと思った。いわゆる官僚上がりのキャリアでないところも良いではないか。麻生派に属し当選。今8期目だ。80歳、素敵な美女だ。二階氏とも親しい。だからそれもあって参議院であっても数回も大臣をこな…
- 9割が嘘で9割がうましかさん(2022年10月11日)
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人間界を生き抜くには難しそうで、そうでもないことが最近わかってきた。談志の落語をまつまでもなく、世の中9割が嘘で9割がお馬鹿さんなのだ。例えば近場の商店をみても、1割の店はあふれんばかりに客がいる。店主が人の数倍研究し、休まず働いているからだ。あとの9割の店はいつも休みが多すぎる。突然の閉店の日々が多すぎる。したがって客に不信感を与えて、客足は遠ざかる。不信…
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- 息子秘書官更迭は当然 そのタイミングが憎い(2023年05月30日)
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