コラム
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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- エロ議員の存在(2017年11月20日)
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市長と議長が逮捕という前代未聞の事件が上尾市でおきた。いわゆる入札妨害という容疑。ところが入札妨害は贈収賄の入口というのが定説となっているが、案の定、そのコースをたどっている。市民は怒るが冷めやすく、逮捕が終ってしまえば、もう次の市長選に目がうつっている。特に地方政治への関心事はその程度なのかもしれない。 先日もさいたま市の市義と横浜市の女性市義の不倫騒動…
- 枝野さんはましなほうだ。(2017年10月19日)
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5区の枝野さんが妙に話題になっている。リベラルな立憲保守だと。いつの間にか保守の対語がリベラルになった。しかし本来、本当の保守はリベラルで、それこそ寛容で懐が深い政党の筈だ。別に枝野さんはリベラルでも何でもない。急進的な左派勢力のひとりと思っている。皮肉な表現をすれば、卓越的な政治家がいて、こういう勢力を抱えこんで、暴走しない権力政党があればいいだけだ。それ…
- 愛すべき候補者(2017年10月13日)
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谷古宇勘司さんがまた立った。維新の会かな?この人ほどエピソードをリュックに一杯詰め込んでいる人もあまりいない。33才ぐらいで県議になって連続6期。議長まで務めた。自民党のコチコチだったが、いつの間にか維新になった。落ちても落ちてもすぐにまた立つ気力。人の良さがこの人の持ち前だ。現役の県会時代は遅刻をよくした。谷古宇列車?夜行列車?とからかわれた。そして今、こ…
- 政治族達の晩夏(2017年09月15日)
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「このハゲ!」の豊田女史が近々に釈明会見をするという。県警にも聴取され、人格低劣この上なき暴言を吐き、世間を唖然とさせたこの人はまだいたのだ。多額の国会議員の報酬を堂々ともらい、どこかにひそんでいたのだ。釈明はいらない。辞めるだけがこの人に残された唯一の道だ。 そもそも政治家とはこんな人達のことではない筈だ。政治族と私は呼んでいる。社会の常識はこの人達の非…
- 村井英樹さんという政務官(2017年08月19日)
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専門的なことは省くが政務官は法律で定められている官職であり、大臣の特定事項を補佐する重要な役職だ。大臣になるための登竜門でもある。その大事な役職に37歳の村井英樹さんが就任した。村井さんは東大を卒業して官僚になった。しかし自分の理想を実現させるためには、やはり政治家になることだと決断し、代議士になった。今、新進気鋭の2期目のホープだ。自民党2期目というとどう…
- 「俺は偉い!」議員の質(2017年08月14日)
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山梨市の市長が逮捕され、辞職した。まだこの事件は奥が深いと言われている。鶴ヶ島の市長は3期。4選出馬確実とされていたが不出馬となった。色々な噂がたって本人も腹をくくったのだという。隣に近い市では県会議員が想像を絶するほどの暗躍をしているという。中央も地方も政治家という人種の劣化は酷いものがある。共通して言えることの一つに、皆良識も常識もあまり持ち備えていない…
- 補欠選と世襲制(2017年08月10日)
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どうもわからない。県議の補欠選挙だ。あれだけ世襲制を批判してきた民進党が、曾祖父、祖父、実母と大宮地区の政治家の一家を公認して、必死になっている姿が何ともわからない。そして自民党の受け皿となるのは民進党しかないと訴えている。断言しては失礼だが、受け皿だと思っているのは民進党内のウズの中にいる人だけで、よほどの大手術をしない限り不可能だと思う。だからこそ民進党…
- 一人の男と鉄道一家(2017年07月25日)
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南5区(大宮地区)の県議補選が静かだが、かなりの動きが水面下で渦巻いているようだ。民進党の枝野氏が動けば動くほど、反民進勢力が自主投票という名目で、無所属候補を支えているようだ。大宮は昔から鉄道の町で初代市長も有名な鉄道の人だった。そのひ孫君が民進党という列車に乗っかって「やあやあ」と時の声をあげた。声を発すれば必ず反対ののろしがあがるのが世の常だ。今回の戦…
- 県議補欠選挙と無党の民(2017年07月21日)
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著名な選挙プランナーのN氏が都議選の予測をたてた。結果はことごとくはずれた。また自民党の余熱を信じていた。百合の香を少しなめていた。百合の香は強烈だった。無党の民はその香に酔いしれた。その後の世論調査は安倍内閣の支持率を大巾に減らし、無党派を大巾に増やした。8月は大宮の県議補欠選挙だ。下がりっぱなしの民進党は若い候補、しかも大宮では知名度高い青年をひっぱりだ…
- 録音恐怖症(2017年07月06日)
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豊田さんという方が録音文化をつくったようだ。秘書達はテープレコーダーをもって国会議員の仕事をすればよい。豊田流の凄いパワハラはなくなるだろう。親分は少し秘書達に安心できない。テープが刃になって親分にむかっていくからだ。そのぶん、親分と秘書の人間関係は薄れ、信頼関係もなくなってくる。こんなんで政治の仕事ができるのか。はやくも録音文化?発祥の地埼玉では録音恐怖症…