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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- うたかたと旧民進党(2018年03月02日)
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民進党や希望やその他の旧民進党は相変わらず行方が定まらず難破船のように政界という海をさまよっている。しかし立憲民主党はそれなりの航路を進んでいるようにみえる。枝野氏の地盤の埼玉県でもそろそろ隠れ立憲が顔を出してくるようだ。そうなると民主党も希望もこのままではその基盤を失うのは目にみえている。失業中の武正氏はどうするのか?現職でも行田邦子女史はどうなるのか?特…
- 武正公一氏の孤影(2018年02月13日)
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ここのところ前衆議院議員武正公一氏の孤独に同情が集まっている。なにしろ武正氏は過去6回も当選している。旧民進のエース格で枝野、武正の両氏はこの旧民進の双壁だった。しかし小池さんにやられた。希望の党に入党したが、束の間に希望を断たれてしまった。氏は県会も2期務め、1区でも比例区も含め勝ち抜いてきた。政治家は落ちればタダの人だ。そこがサルとはちがう。サルは木から…
- 冴えてきた立憲の枝野代議士(2018年01月26日)
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最近、枝野氏の活躍がめざましい。かつてはよくわからない青の政治論をたたいていたが、青臭さがなくなってきた。民進党や希望の党がすりよっても、氏は突っぱね続けている。「主義、主張が合わない人達と一緒になっても国民からの支持は得られない」と正論を吐いて譲らない。国民は数合わせの政党にはウンザリしているのだ。だから枝野氏の人気はここのとことウナギ登りのようだ。冴えて…
- 県議選に挑戦する41歳(2018年01月18日)
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D君は来年の県議選に出馬するという。いうというより出馬するのだ。40歳そこそこの好漢だ。外見といい中身といい満足に近い。何故政治家を目指すのかといえば、しっかりとした志と夢をのっている。まずは地方の政治をよくしたい。そして、この地方から離れたくないという新しいふるさと創りをしたいのだという。政治家のイメージが悪すぎる。本当に人間を愛し、ふるさとを愛していれば…
- 摩訶不思議久喜市長選(2018年01月02日)
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平成最後の年の春に久喜の市長選が行われる。現職は合併後の久喜市三期目を目指す。後援会は盤石だという。まさに現職は地方行政、地方政治を熟知していて、ボス議員の暗躍を許さない。いわば鏡のような人なのかもしれない。そこに挑戦者があたりまえのように現われた。そして記者会見。と思いきや当日ドタキャンをして記者連中をおどろかせた。前代未聞の珍事といってよい。本人は市義を…
- バリバリ社長と死(2017年12月29日)
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69歳のバリバリ。やり手の社長だった。その社長が急逝した。やはりガンだった。しかも最もむずかしいガンだったのでなおる見込みもなく旅立った。この人はまさに埼玉の政商だった。政商が別に悪いわけではない。しかしえげつなかった。権力者のパーティーがあると、「俺はいくらいくら集めてやったから盛況なのだ」とはばかることをしなかった。もともと地頭が良かっただけに戦略にも戦…
- 汚れた市政を脱出できるか(2017年12月18日)
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「汚れちまった悲しみに・・・」中原中也の有名な詩が何故か浮かんでしまった上尾市の汚職事件。 そしてこの悲しみから脱出しようと市長選が行われた。結果は民主系県議だった畠山稔氏が当選した。 しかし投票率は前回より5ポイントあがったとはいえ35.19パーセントの驚くべき低投票率だった。 失礼ながら上尾市の民意の低さを疑ってしまう。こんな政治風土だからこそ悪玉…
- 現職県議の不正疑惑(2017年11月29日)
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さいたま市議のH氏の不倫疑惑は週刊誌までとりあげられたが、めでたく?鎮静化した。しかしここまできて、現職県議の政務活動費の不正疑惑をあるネットがキメ細かく取りあげ、関係者等は慌てている。記事によると、この不正疑惑は今年発覚した前自民党県議のそれよりも悪質だ。あとをたたない地方議員や首長の不正事件。こういう政治家を生みだしているのはみな有権者だ。政治家以上に土…
- 清水市長パーティ雑感(2017年11月21日)
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さいたま市長清水勇人氏の市政報告会並びにパーティは1000名を超える盛況ぶり。以前のパーティと色合いが違ったのはさいたま市議会の自民党議員が増えたこと。自民党国会議員の山口泰明氏も当選後、元気な姿をみせたこと。牧原氏も駆けつけてあいさつ。しかし、清水市長の人気の秘密は極言を吐かないことで、皆が何となくすうーっと入っていけるところもあるらしい。それにしても今回…
- エロ議員の存在(2017年11月20日)
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市長と議長が逮捕という前代未聞の事件が上尾市でおきた。いわゆる入札妨害という容疑。ところが入札妨害は贈収賄の入口というのが定説となっているが、案の定、そのコースをたどっている。市民は怒るが冷めやすく、逮捕が終ってしまえば、もう次の市長選に目がうつっている。特に地方政治への関心事はその程度なのかもしれない。 先日もさいたま市の市義と横浜市の女性市義の不倫騒動…