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コラム …埼玉の余話
平成最後の年の春に久喜の市長選が行われる。現職は合併後の久喜市三期目を目指す。後援会は盤石だという。まさに現職は地方行政、地方政治を熟知していて、ボス議員の暗躍を許さない。いわば鏡のような人なのかもしれない。そこに挑戦者があたりまえのように現われた。そして記者会見。と思いきや当日ドタキャンをして記者連中をおどろかせた。前代未聞の珍事といってよい。本人は市義を四期も務め、「ようし」と立ち上がったがどこへ行ってもあたりが悪く、しおれてしまったという説がまことしやかに流されている。そして、それなら俺がという前市議が動きはじめているがいまひとつ人気がでないというが、選挙はまさかのさいたるものだ。油断をしたら地獄だ。埼玉には油断大敗の元市長がかなりいる。それにしても摩訶不思議前哨戦であることだけはまちがいない。