社会
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小泉進次郎環境大臣の存在感が際立っている。大臣就任早々に福島へ。千葉へ。環境大臣として福島の原発汚染水処理問題も甚大な千葉の台風被害も「環境」の範疇なのだろう。
あるテレビコメンテーターは「台風被害などはまず市町村が動き、県へ、それから国が動くのが基本ですがね」と皮肉ってもいたが。
小泉大臣就任時に「公務優先」「危機管理」「妻の不安払しょく」とコメントしていた。父親譲りのショートコメントで人の心をつかむ。本当に秀でている。しかし、大臣就任と「妻の不安払拭」を並べることに違和感を覚えた人も多いはずだ。
「大臣」という役職に家庭をもちこむことはイエスかノーか。そもそも小泉大臣は「育休を考えて」と妻の懐妊にともない発言し、それについて賛否両論が渦巻いた。家庭と仕事の両輪は職業を問わず「テーマ」であることは事実だ。
「育児」というものは、「育休」という文言にとらわれず、日々の生活のなかで、両親が力をあわせることが重要なのだ。大臣の職責を最優先しつつ、「小泉進次郎の育休」ではなく「小泉進次郎の育児」と掲げたら、大きな賛同をえることは間違いない。
大曾根 惠