社会
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安倍派の裏金事件。埼玉県も大ダメージ。三ツ林ひろみ代議士は多額だった。柴山昌彦自民党埼玉県連会長は責任を痛感し、辞意を表明した。大塚拓代議士は、妻丸川珠代元五輪大臣・参議院議員とともに収支報告書に不記載あり。丸川氏にいたっては、その金員をそのまま自分の口座に入れていたというから、SNSでは大炎上。弁護士の橋本徹氏が「国税の調査を入れてほしい」と言っていたが、その通り。血のにじむような苦労をしている納税者からすると「わけのわからないお金を自分の口座に入れて管理」という言い方は通用しない。もちろん国民は自分の口座に入れた時点で、課税対象なのだから、政治家の特権というカタチで許してはならない。
自民党埼玉県連は国会議員団と県議団で執行部が形成されている。県条例の瑕疵があったことで、県議団も少し静かになってはいたが、ここで、県連幹事長をつとめる小谷野五雄県議、団長の田村たくみ県議が県連執行部にどんな対応をするのか注視したい。
そもそも、坂戸市長選では、坂戸支部は現職石川清氏を推薦、坂戸支部ではなく、県連主導で新人の友田雅明氏を自民党県連推薦という分裂選挙になっており、柴山県連会長辞職とともに、大きなカオスとなることは必至だ。
伊勢谷珠子
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