- 茶畑に蘇る声(2019年12月10日)
- 渥美清さん主演の大人気映画『男はつらいよ』は「ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネスブックに認定されている。長くご活躍された渥美清さんは、私にとっても特別に心に染みる存在だ。 ところで、入間市の茶畑にもギネスブックに認定されているものがある。それは「狭山茶場碑入道」と示された「日本一の道標」だ。何が日本一なのかというと、4.1メートルと…
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- 沈黙(2019年11月27日)
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答えられない問があります 難しくて判断が出来にくい場合です 選択肢が幾つもあるのに二者択一である場合です 例題が適正でない場合です 質問が的外れの場合です 相手の方が理解する基礎的知識を欠いている場合や 冷静な判断が出来にくい状態にある場合です 地球が回転体ならば 下側の人間はなぜ落ちないか 当時この難問に上手く説明できる賢者はいません…
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- 秀吉の遺産(2019年11月13日)
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その人に逢ったことが無くても その人のやったことを知れば凡その人柄が分かります その人の作ったものを見ればその人の好みが分かります どんなに勝れた楽器も その人の力量以上の音は出せないように 高価な絵の具を与えれば 誰でも良い絵がかけるわけではないように 自分に無いものや自分を超えたものは見えないし聞こえない 秀吉は茶の心が分からなかった…
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- 恩師の死を知らせる喪中の葉書(2019年12月05日)
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喪中の葉書が届いた。40年間、年賀状をやり取りした小学校の恩師だ。もう何十年もお会いしていなかったが、年賀状にはお互いの近況や今年の目標を書いていた。ここ数年、文字の震えが気になってはいたが、文章は昔と変わらなかった。90歳を超えてもお元気なのだと安心していたのに、残念で仕方がない。喪中はがきには「長い間のお便り、ありがとうございました」と奥様の文字で書かれ…
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- 品格のある女性でありたい(2019年11月25日)
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久しぶりに電車に乗ったら行列を押しのけて席をとる女性がいた。「いやだな、おばちゃん」と思ったが、どうみても自分より年下だ。偶然にもその女性の前に立つことになり視線を落とすとその女性はブランドのバックを持ち、ヒールを履いているのに、髪は普通の輪ゴムでまとめていた。すると今度はブランドのポーチをだし、化粧をし始めた。アイラインぐいぐい、マスカラをシャッ、シャッ。…
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- 伊勢丹カードの解約に悩む(2019年11月17日)
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浦和に住んで20年。伊勢丹の存在は大きい。伊勢丹の存在が浦和の価値を上げていると言っても過言ではない。そんな私はもちろん伊勢丹の大ファンだった。浦和の伊勢丹を通してお中元、お歳暮、夏冬のバーゲン、お誕生日プレゼント、様々な買い物をし、一年通じて四季を感じていた。しかしここ数年、伊勢丹に行く機会が減ってしまった。一番の理由は自分の好きなお店が無くなってしまった…
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- 怪僧にあやつられる街(2019年12月09日)
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県西部地区の市長の体調がすぐれない。早くも次のトップの名前が数人あがっている。しかし、ここは怪僧が仕切っていてボス的市議も頭が上がらない。怪僧とは何の坊さんの修行もしないで資格を金で買って僧侶という名刺で世間を渡っている。裏の顔は虚業で儲けてその金の力で政治家をあやつっているという。議員の劣化の一つに金に困り、怪しげな人物と付き合い生計を補っているという面も…
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- ストーカー行為で逮捕の真相はどこに(2019年12月01日)
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ストーカー行為で逮捕された前県会議員。前途ある若き政治家がストーカー行為に至るまでに何があったのだろうか。相手の女性は40歳。美魔女と呼ばれるほどの美貌の持ち主。最初は不倫の関係を続けていたが、家庭にばれるのが怖くなった女性が相手をストーカーに作り上げたのではないかと言われている。年上の美貌に溺れてしまったのか。浮気に真相などないが、こんな結末が待っていると…
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- 奨学金の返済が原因で破談(2019年11月23日)
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息子の結婚が決まりそうだと喜んでいた林さん。破談になったとがっかり。話を聞くと、親同士の顔合わせの席で、相手の母親が「結婚したら、娘の奨学金の返済をお願いね。娘は子供が出来たら働けなくなってしまうから。」と当たり前のように言ってきたことにびっくり。さらに「将来は私達の面倒もお願い。」と言われ、怖くなってしまった。林さんは、娘さんの奨学金の返済と親の面倒を見る…
- チャンピオンは抱き合え。知事と自民党(2019年12月03日)
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世論調査は時代を映している。こんな都々逸をきいたことがある。 「主は気まぐれ わたしは気まま 世論調査はありのまま」 その通りの気がする。男と女。そして世論調査。自民党内閣は5%下落。桜を見る会が響いたのだろう。一方、野党は相変わらず低迷だ。情けない。さらに安倍内閣の中でも安倍総理の人柄が信じられないが4割にも達しているのは最近合点がいくようになった。世…
- 男時、女時。みじか日。(2019年11月19日)
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やっと天気が落ち着いて、小春日和の日々が続いている。昔、11月や12月の季節を何故、小春の日と言うのだろうと不思議に思っていた時があった。俳句をかじりはじめて、小春はしょうしゅんといって10月や11月の晩秋の穏やかな暖かい日ということを知った。日本語はすばらしいと思った。又、男時をおどき女時をめどきと読むことも知った。世阿弥の造語らしいが深い言葉だと思った。…
- 凡人市長は4選5選は絶対やめるべき(2019年11月12日)
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茨城の土浦市長選。徳島の阿南市長選。いずれも新人が現役を破った。多選批判だった。しかし何をもって多選というのか。通常3選から4選を言うらしいが、しかし埼玉県知事は4選目も圧勝した。上田氏は昔、4回も国会選挙に破れた。そして5回目に勝利。3回衆議院をやって県知事選に勝つ。そして4回圧勝。上田氏は常人ではない。苦労をバネにして勉強した。学問も人間学も。人目に多選…
コラム
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埼玉の余話
チャンピオンは抱き合え。知事と自民党世論調査は時代を映している。こんな都々逸をきいたことがある。 「主は気まぐれ わたしは気まま 世論調査はありのまま」 …
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男の珈琲タイム
男時、女時。みじか日。やっと天気が落ち着いて、小春日和の日々が続いている。昔、11月や12月の季節を何故、小春の日と言うのだろうと不思議に思っ…
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