トップページ ≫ 社会 ≫ どうする女性の政治進出。((埼玉県内統一地方選異聞・ その3)
社会
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鴻巣といえば現在の中屋敷県議会議長のおひざもと。県議選では、自民党として活動してきた女性市議が所属政党を変えて県議選に出馬するという。勝利をめざすのが選挙ではあるが、あまりにも行動が突飛であったり、あざとすぎると賛同を得ることは難しい。
ある選挙区「現職市議がある女性にあなたも市議に挑戦しませんか、一緒に行動しましょう」と近づいた。その女性はたぐいまれなる頭脳と行動力と人脈をもち、決意から一週間で後援会を立ち上げ、政策を考えた。
甘言で近づいた現職。よもや出馬はできないと想像とは真逆の結果となり、いまではあることないことどころか、ないことないことを言いふらし、個人攻撃に徹している。その品性を疑う。
ある政治家後援会の事務局までつとめた女性。女性の議員の数を増やそうとSNSでの発信は8年以上。この春の統一選に出馬を決めた女性が相談に。「あなた結婚しているけどこどもは?こども生んでなければまずダメね~」と言われたと。本当に悔しかったと立候補予定者。なんてことだ。女性が女性の地位を下げている。
多様性の時代。ジェンダー平等。どんな人だって政治への道は拓かれている。女性だから有利ということもどうだろう。まずは人柄、その生きてきたプロセス。議員になったらどうするのか。賢い有権者は、しっかりと候補者を見極めるべきだ。
氷川まこと
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