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どうする!川越・狭山(埼玉県内統一地方選異聞・その2)
2023年02月06日
川越市市制施行100周年。人口35万都市で中核都市。その川越がゆらいでいる。春の県議選。4議席のところを7人が争う。
ただいま現職は、山根ふみ子氏(無所属)、深谷けんじ氏(公明)、守谷ひろ子氏(共産)。新人として自民党は須賀昭夫氏(川越市議)、渋谷真実子氏(父が元県議の渋谷實氏)、自民党市議団所属の海沼秀幸氏が市議8名の支援をうけるとし、参戦する。海沼氏36歳、28歳のとき市議に出馬し当選。元海上自衛官といっても数年の任官だ。公認候補がいるにもかかわらず、自民党市議団を名乗る議員たちが海沼氏を支援し、中には自民党市議団を退団、離党やむなしという議員も。
異例のスピード任命・初当選10か月後に内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官就任の中野ひでゆき氏もこの川越支部内の不協和音にはアタマが痛いところだ。まさにどうする川越自民なのだ。
そして狭山市。大塚拓代議士の秘書で狭山市議会議長までつとめた東山徹氏が自民党公認候補で出馬表明していたところ、保守系の新良守克市議も名乗りを上げた。狭山市は議席2。現職中川ひろし氏は上田きよし氏に近く、支持層は岩盤。狭山市にあってもどうする自民!なのだ。公募のありかたを疑問視する声もちらほら。
岸田内閣支持率回復の要素は極めて少ない。どんな結果が待ち受けているのか、埼玉県議会議員選挙号砲は3月31日。
氷川まこと
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