社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
政治にとって世襲制は御法度という言葉はいまや死語かも知れない。歌舞伎、芸能、芸術、料理。どの世界をとっても事業継承は当たり前。政治の世界でも、よほどの劣等生でなければ後継してもよいではないか、という世襲制肯定者がいるだろう。昨年秋の衆議院選挙でも世襲候補が激戦を突破した。 世襲であるのにきちんと公募をして選ばれた、というほうがいかがわしくもある。
埼玉県内現在の代議士
4区 穂坂代議士 父は県議会議長や志木市長
7区 中野代議士 父は元厚生労働副大臣
10区 山口代議士 父は自民党4役選対委員長
12区 野中代議士 祖父が国土庁長官
13区 土屋代議士 父が参議院議長、埼玉県知事
14区 三ツ林代議士 父が科学技術庁長官
15区 田中代議士 父が蕨市長
ということなのだ。
際立っているのが山口泰明、晋親子。泰明先生はいまだに永田町、議員会館を闊歩しているとよく聞く。人はそれを父子鷹というかもしれないが、どうだろう。千尋の谷に突き落としてこそ、子は成長するという、獅子に見習うべきではないかという意見多数だ。
氷川まこと
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