社会
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自民党総裁選がはじまった。党の総裁であると同時に、日本の顔、日本丸のかじ取りを託す選挙だ。立憲民主党の枝野代表は「総裁選は17時以降に活動してほしい」と叫んでいたが、
そういうところに論点をもっていくところに立憲民主党の危うさがある。
埼玉県。自民党埼玉県連柴山昌彦会長はいち早く河野太郎支持を言明。しかしながら、県議団では小島団長を筆頭に田村たくみ県議団幹事長(前議長)など35名以上が集結し、村井代議士(埼玉1区)大塚代議士(埼玉9区)土屋代議士(埼玉13区)臨席のもと「岸田文雄候補激励会」がさいたま市内のホテルで開催された。自民党埼玉県連のバラバラ感を露呈した姿という有権者もいる。
読売新聞による16日現在の動向調査・県内の衆参議員アンケート。答えないという議員が3名、未定が7名、無回答1名だった。新人現職18名のうち11名がそうなのだ。複雑な総裁選、それぞれ立場もあるかもしれないが、なんともこれで政治への信頼回復ができるのだろうかと、またまた虚しく思う。
この混乱する衆議院選挙直前の総裁選をまねいた1年間の後手後手のコロナ対策、発信力の劣った首相、菅氏は自らの反省点など総括することもなく、珍しく原稿もみずに「私は河野太郎さんを支持します」とコメントを出した。菅氏の支援で河野氏の勢いが失速するのではないか、というのはよけいなお世話か。
氷川まこと