トップページ ≫ 社会 ≫ さいたま市民の満足度と幸福度は上昇中
社会
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日本一の政令指定都市を目指しているさいたま市。平成19年度にスタートした「さいたま市民意識調査」で、平成28年度は「住みやすい」83.2%、「住み続けたい」84.6%という結果が出た。過去最高の数値だ。どちらも増加傾向が続いている。「市民満足度」は高いということになるが、地域によってばらつきはあるだろう。さいたま市に住む誰もが「住みやすい」「住み続けたい」と思い続けられるさいたま市とは。そう思っていない声を捨てることなく、地域の持つ特性や魅力を活かした、きめ細かな策がこれからは必要となるだろう。
そして、幸福度は1位。日本総合研究所編「全47都道府県幸福度ランキング2016年版」によるものだ。「基本指数」のほか、「健康」「文化」「仕事」「生活」「教育」の5つの分野別ランキングがあり、どれも上位に位置し、総合ランキングで1位となった。雇用や経済面の安定が高く評価された結果との分析が出ている。ただ、「文化」「生活」「教育」は、「健康」「仕事」よりも低い順位だったので、この3つをどう充実させていくのかが課題となるだろう。
満足度と幸福度の高さが一致しているのは、実際大方のさいたま市民がそう感じているということになる。この結果に奢ることなく、地域や住民をより大切にしてほしいと願うところだ。
岡 アヤコ