文芸広場
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とにかく怖かった。
周り中が怖かった。
いつもいい子でいないと怒られた。
だから自分の感情を殺した。
ずっといい子の自分を演じていた。
しかし、いつしか演じることにも疲れてしまった。
そんな時子供たちが、
「もう、自分の好きなように生きていいよ」と言った。
私の心の中を見透かされた気がした。
そして私は生まれ変わった。
自分の人生を生きてみようと。
自分の気持ちに素直に生きてみようと。
自分の感情を素直に表現してみようと。
生まれ変わった途端、本当の愛を知った。
それは子供たちに対する愛情とはまた違ったものだ。
愛情とは、こんなにも心を満たし豊かにするものなのだと初めて知った。
この愛情を知っただけでも、私は生まれてきた価値があったのだと思う。
相田 早紀
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