文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
芸術の秋、ヤオコー川越美術館に足を運ぶ。
目的はセンセーショナルな絵画に会いたくて。
(センセーショナルな絵画に出会うhttp://www.qualitysaitama.com/society/23244)
そう、「生きる」と「老いる」を実際に鑑賞するため。
不意に訪れた作品との対面に思わず「怖い」とつぶやいてしまった。
正直、見てはいけないものをみてしまったような罪悪感があった。
茫然と立ち尽くし、しばし時間を忘れた。
しばらくすると、色々な想いが体中をものすごい速さで駆け抜け、そのエネルギーが一点に集まり目頭が熱くなった。
親として、子として、生きること、老いること。様々な事が頭の中に浮かび、様々なことから解放された。
作品に込められた無言のメッセージを直接肌で感じ、力強い足取りで美術館を後にした。
数日経った今でも、思い出すだけでこみあげてくるものがある。
米原 りょうか
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