社会
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7月4日公示 21日投票の参議院選挙がはじまる。
参議院は良識の府といわれ、かつては貴族院といわれた。
衆議院で審議されたものを参議院でもう一度審議する。
二院制の基本だ。
今、日本は昨年暮れに自民党が政権奪還し、自民党、公明党で連立政権がスタート。
しかし、参議院では野党の勢力が強くいわゆる「ねじれ」が生じている。
「ねじれ」の弊害は衆議院で可決、しかし、参議院で否決そして、衆議院で再可決
というなんとも「迷走」が生まれている。
参議院のねじれの解消は、安倍政権の基盤が強くなり政治が安定。
その安定は重要課題にじっくりと取り組む環境が整うというのが、
自民党、公明党の主張だ。
昨日は、日本青年会議所関東地区埼玉ブロック協議会主催による参議院出馬
候補予定者、現職、新人七名が大宮ソニックで公開討論会。
夜のテレたまでは 現職の古川(自民)、山根(民主)、行田(みんな)、新人の
矢倉(公明)伊藤(共産)川上(社民)の六名による討論会が放映された。
(JCの公開討論会には幸福実現党の谷井氏が参加)
JCの公開討論会は今朝新聞でチェック。テレたまは自宅で視聴した。
実際のところ、中身は似ていることが多く、よくわからなかったのが実情。
ただし、アピール力や、政治に国にかける想いというものは伝わった。
せっかく、4日から各候補が街角で自分の思いを伝える運動がはじまるので
あるから、全員の主張をナマでききたいと思う。
政党の方向性というのも大切だが、世論調査で「自民党に投票」が4割を超え
ている事象について一国民としてしっかりと見極めることも肝要と思う。
出口のないトンネルの中で生活をするのではなくて
「未来は明るい」という「希望」「湧き出る意欲」をもたらせて
くれる人に日本の行方を託したいと思う。
(伊勢谷 珠子)