トップページ ≫ 社会 ≫ 政治評論家森田実氏川越で政治状況を斬る「維新の会は沈没寸前」
社会
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5月5日 午後3時30分より 川越市選出福永信之県議会議員(公明)が企画し、川越やまぶき会館で森田実氏の車座講演会が開かれた。
森田実氏は東京大学工学部卒業。日本評論社出版部長などを経て1973年より政治評論家として活躍。
テレビ、ラジオ、講演などで活躍。とくに温厚な語り口での政治評論でファン層も広い。
著作も多数で最近では「森田実の言わねばならぬ名言123選」を出版。
この日は福永信之県議のはからいで写真撮影もあり、少人数の中での講演で
参加者は充実感に包まれた。
内容もジャーナリスト出身の福永県議らしく予め質問を用意。
それに森田実氏が応えた。
要旨
「好調安倍政権への懸念。スピードが早い。スピード上げすぎ。車の運転と同じでスピードの出しすぎはつまずきやすい。店を広げすぎると失政を招く。選挙にマイナス。アメリカの日本への見方が厳しい現実がある。アメリカ民主党は対日より対中。アベノミクス。物価が上がる前に賃金を引き上げることが肝要。石原慎太郎氏と私は同い年。石原氏は昔から乱暴な発言をする。憲法改正についても総理大臣や国会の決議で破棄をするという考えがある。私は支持しない。それでは日本が世界の孤児になってしまう。政党維新の会に陰り。沈没寸前かもしれない。政党支持率は1.2%だ。自民公明の協力で安定政権となる。昨年の総選挙で次点の人に公明の票をプラスして自民党候補の票から公明の票を引くと、小選挙区での当選者は35名という結果だった。公明党の協力なくして勝てないということだ。公明党は平和を守ることに全力で取り組む政党。乱暴な考えもない。」
会場には川合川越市長、藤縄鶴ヶ島市長、高畑ふじみ野市長、小谷野県議、長峰県議、舟橋県議、中野県議、加藤県議、武内県議、木下県議、安藤県議、中野元代議士、などが顔を見せ、福永県議の党派を超えた人脈の力がかいまみられた。
(浅間 潤子)
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