社会
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風の荒ぶる二百十日の時期を迎えたが、埼玉には昔から人から人へと、穏やかな風が吹き続けている。
「風が語りかけます。うまい、うますぎる。」これはもちろん行田銘菓十万石まんじゅうのキャッチコピーである。県内外での知名度もすこぶる高く、すぎたるうまさは埼玉の美味しい風と言えるだろう。
十万石まんじゅうは、今で言うスイーツ男子・棟方志功ゆかりの銘菓である。名セリフと名パッケージも棟方志功から生まれた。「うまい、うますぎる」も、もとは「行田名物にしておくにはうまい、うますぎる」ということからきた言葉なのだそうだ。
「十万石まんじゅう」のライバルは何か。それはおそらく「十万石まんじゅうアイス」だろう。実は待望のアイスが昨年末から発売されていたのだ。サービスエリア、有名スーパー、コンビニでの目撃情報が相次いでいたが、とにかく人気で次々と売り切れてしまう。ある程度まとめ買いするならお取り寄せが安心だ。
九州地方で猛威をふるった台風10号の影響により、越中おわら風の盆の開催も危ぶまれるほどであった。しかし台風シーズンはまだ終わらない。十万石まんじゅうのように、人の心に穏やかな風が吹く世を心より願うばかりだ。
葉桜こい