トップページ ≫ 社会 ≫ 秩父・種をまくシェフ ~サステナブルレストラン~ Vol.4
社会
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世界中に種をまくシェフの想い
坪内シェフは日々畑とレストランを行き来し、切盛りしている。本当の自然農法で作ったお野菜には虫がつかない。虫がつくのは沢山の肥料で過保護に育った弱った野菜だ。本物の食材を手に入れるためには沢山の知識が必要だ。シェフはその知識を惜しみなく沢山の人に伝えたいと言う。
例えば、素晴らしさに感銘を受けた客が自然発生的に、ツアーを組み、勉強会が開かれる。スタッフとして修行に来る若者にもすべてを教え、自分の店を持てるように育てるそうだ。自然農法の独特な知識と経験を全て教えてしまう。作った種もあげてしまう。物を作る人は比較的生み出したものを守ろうと保守的に生きがちなのだがシェフは違う。宇宙時間で考えれば、自分が生きている時は一瞬だ。その一瞬に生み出したものが良いものであるなら次につなげてほしいから、包み隠すものは何もないと。その考え方は果てなく宇宙規模だ。種をまくタイミングは月の満ち欠けが関係しているという話を、満月の様にキラキラした眼で語るシェフがまぶしかった。
インタビュー記事 シリーズ全4回
Vol.1 http://www.qualitysaitama.com/newspost/48428
Vol.2 http://www.qualitysaitama.com/newspost/48442
Vol.3 http://www.qualitysaitama.com/newspost/48485
畑の様子などショート動画
- 参考
- cucina salve ホームページ
- https://salvagest.jp/
このニュースの写真
名月かりん
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