社会
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共産党の凋落が始まった。久喜市議選で現職1名、春日部市議選では現職2名が落選した。公明、共産はいずれも議席確保が安定しているというのが定説。「割り振りを間違ってしまったかな」と選挙通はしたり顔だか、果たしてそうなのか。昨年秋の衆議院選の立憲民主党との選挙協力などから共産党離れが加速している気がしてならない。
そして、働く者の味方、労働組合を中心とした連合が、自民党に歩み寄りをみせている。明らかに野党に魅力がないし、野党の存在意義がないからであろう。立憲民主党は参議院選で、通称を民主党にするという。昨年の衆議院選比例区で、民主党と投票があり、国民民主党との按分を視野にいれている。どうも姑息な手段で、政治家の潔さがないのだ。魅力ゼロ。自民党が大所帯になり政党は一つだが、派閥力学でのポスト争いのほうが面白くなりそうだ。
自民公明推薦で734万埼玉県民のトップリーダーをめざした、青島健太氏。維新から全国比例で出馬する。果たして台風の目になるか。青島健太氏は春日部高校・慶応義塾大学出身。大野もとひろ氏に敗れたものの獲得票数は約86万6千票余。これが維新からの出馬でどう数字が推移するのかが見ものだ。
氷川まこと