トップページ ≫ なでしこ便 ≫ 恩師の死を知らせる喪中の葉書
なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
喪中の葉書が届いた。40年間、年賀状をやり取りした小学校の恩師だ。もう何十年もお会いしていなかったが、年賀状にはお互いの近況や今年の目標を書いていた。ここ数年、文字の震えが気になってはいたが、文章は昔と変わらなかった。90歳を超えてもお元気なのだと安心していたのに、残念で仕方がない。喪中はがきには「長い間のお便り、ありがとうございました」と奥様の文字で書かれていた。涙が止まらなかった。恩師はいつも「自信を持ちなさい。君ならできる」と語りかけ、私を前へ前へと押し出してくれた。恩師との出会いは私の人生においてかけがえのないものだった。本当に素晴らしい恩師だった。もう先生に手紙を書くことができないことがこんなにも寂しいなんて。先生、ゆっくり休んでくださいね。ありがとうございました。
馬淵凛子
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