なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
世界バレー女子大会が閉幕した。直前にネイションズリーグもあったので、新チームになった女子バレーを数か月楽しませてもらった。監督もメンバーも入れ替わったが、今も昔も変わらないのは体格差だ。平均身長10センチも低い日本選手だが、結果はアジアで唯一ベスト4入。連日素晴らしい戦いだった。
日本バレーのファンは海外でも多く、異国での大会でも「日本チャチャチャ」の応援が起こる。最大の魅力は大きい外国人選手の渾身の一撃を選手たちがどこまでも拾って繋ぐラリーの押収。それは観る者達を興奮させ、感動させるのだ。諦めないプレーが私達に元気や勇気をくれる。感動の連続に、観ている者は応戦したくなる。
日本の美学はスポーツに限らず、どのジャンルでも感じる。農業でも工芸でも、職人の美学。茶道や華道、剣道や柔道など道のつくものは勿論、所作や心得。すべての物に神が宿るという思想や、人を敬う気持ちなど、海外でも称賛される。今も昔も感じられるということはDNAに刻まれているのだろう。
人口減。何処へ行っても外国人の割合が増えている。インバウンドだけではなく、移民受け入れが取りざたされる昨今、変化する日本であっても、刻まれた大和魂は永遠であって欲しいし、守らなければならない。
名月かりん
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