なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
亡くなった父の遺品として時計をもらった。両親が還暦を迎えた時に私達姉妹でプレゼントした時計。ここ数年、父は時計をすることがなく、すっかり動かなくなってしまっていた。オバーホールをして、また動き出した父の時計。その時計をはめると、父が傍にいるように感じる。まるで息を吹き返したように私の腕のうえで動いている。父が亡くなって半年。まだまだ父がいなくなってしまったことを受け止められていない。これからは父のいなくなった時を、父の時計と一緒に少しずつ刻んでいくのだろう。
馬淵凛子
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