トップページ ≫ 社会 ≫ 統一選告示(11知事選)から見えてくるもの
社会
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第19回統一地方選のスタートは21日にはじまった。11都道府県の知事選。そして次に24日は政令市長選だ。注目に値するのは11都道府県知事選のうち4県が保守分裂だ。政権政党自民党が候補をまとめきれないことと、現職に対する不信感等諸々の原因が織り交じって大変な選挙となっている。ここへきて政令市相模原市も分裂選挙となった。埼玉県知事選は7月だがどうか?上田知事は4月の統一選が終わってから進退を表明するといっているが県議選は知事自身が明言しているように自民党が圧勝する勢いだ。そんな中で知事は自民党国会議員山口泰明氏の地元にも出向き自民党公認の候補者にエールを送って話題となった。またここへきて引退を表明していた知事の側近中の側近がやはり出馬するということで自民党を逆なでするようなことも起きている。ここで注目に値するのはリーダーが引退してしまった自民党県議団の動向だ。求心力を失った組織は糸が切れたタコのようになる。気の早い連中は埼玉も一度分裂して新鮮味ある県政を望むという声を発している。生々しい話だが数名の有力候補が競うほうが正常という見方はかなりあるのも事実。今のところ参議院不出馬の行田邦子氏は出馬の意思をかなり固めているようで、台風の眼であることだけは事実のようだ。