社会
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弊社サイトでも既報したが、投票日半年前になると、候補者単独でのポスターは掲示できなくなる。そこで登場するのが二連ポスター、2ショットポスターだ。県議会議員が使用するものは選挙区の総支部長の代議士とのポスターがポピュラー。川越では現職県議は菅官房長官と2ショット。ふじみ野、大井、三芳の新人、衆議院選挙区8区は柴山文科大臣。もう一方の新人は来年夏の参議院選を見据えて古川参議院議員と。富士見市の金子県議はどうするか?政治通の間では、地元の神山代議士の存在価値を図るうえで「興味津々」だそうだ。東松山の県議。横川県議は山口代議士と。一方松坂県議は県議会同じ会派の草加選出木下県議と。高名な評論家や教授などを使用する場合もある。要は2ショットポスターにどういう人を呼べるかどうか、その候補者の力量、政治力、ネットワーク力ともいえる。しかし、川越では珍現象が起きている。市議会議員が隣市の市長との2ショットポスターを掲示し始めた。隣市の市民も川越の市民も「これってどうよ」と思案する意見が多い。選挙に勝ちたい、名前を売りたいという気持ちを市民にアピールする気持ちはわかるがその姿勢にも「スジ」が求められるはず。議員は「選良」であり「公人」。日頃の言動、行動は人の「範たるもの」でなくては
ならないのだから。
大曾根 惠
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