トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.8.29
コラム …埼玉の余話
国会議員の秘書がやめていくのが目立ってきている。特に県西地区。わずか8カ月程度で、秘書氏達は離職するのか。彼らが一様に言うには「代議士先生は人使いが荒すぎる、と言うより、わかっていない」ということらしい。確かに政治家事務所の内情はひどい。まず秘書を怒鳴りつけることがトップの快感につながっていると思われても仕方ないほど、朝から攻撃的な姿勢をとっているのは事実だ。とにかく自分は絶対君主だから始末におえない。人を人と思わない者にどうして国や地方を治めることができるのか。権力者が必ずかかる病気は自己過信とおごりだ。つける薬がないから大病になってしまうのだ。しかし同時に近頃の秘書氏達の質の劣化も目をおおう程だ。小選挙区制は小粒の代議士と劣等な秘書を輩出した。政権が変われば平気で自民から民主。民主から自民と宗門を変えるから志もへったくれもない。平気で今まで知りえた情報を次の君主へ流す。恩などこれっぽちもなく離職するのだ。政治の民主化とか近代化とかは、まずは政治家の事務所の改革であり、地方組織の改革が絶対条件だ。それにしても政治家の前に人間としてどうかという政界人が(秘書も含める)多過ぎるのは情けない話ではないか。
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