トップページ ≫ 社会 ≫ 寄居町長に新人花輪氏 現職に3313票差をつけての大勝
社会
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台風11号北上の嵐の投票日となった寄居町町長選挙。
現職島田誠町長(56)を新人 花輪利一郎氏(69)が大差をつけて勝利した。
花輪氏9195票、島田氏5841票。
花輪氏は県庁OBで寄居町の監査委員をつとめた。
町議会では16名中、14名の町議が支援。
町職員OBが現町政に対する憂慮を街角で訴えている姿も印象的だった。
選挙は総合力であるが、町議、後援会が一体となり、
選挙の基本である、候補者が一軒一軒、一人一人に訴えかける運動を展開していた。
島田氏もこの四年間で目をひく政策を実行した面もあるが、屋台骨である町職員との意思疎通や町議会とのバランス関係が欠けていたことがダメージであった。
議会は「チェック機関」である。
議員に媚びへつらうことはまったくしなくてもよい。
しかし、「円滑な議会運営」こそが住民の幸せにつながる。
「強力なリーダーシップ」と「独裁」は違う。
暦は秋を迎えた。
来春は統一地方選挙だ。まずは埼玉県議会議員選挙。
そのあと首長選や地方議員選挙が施行される。
夏を制する者が選挙を制するとも・・
トップダウン選挙は通用しない。賢い有権者としては、春までの時期様々な角度で選挙に挑む候補予定者を見ていきたい。
(伊勢谷 珠子)
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