社会
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毎日暑い日々が続いている。週末は花火や夏祭りでまさに夏本番。
今月5日からは寄居町長選挙。
四年前も三つ巴の激戦激闘の結果島田誠町長が誕生した。
今回の戦いはその現職島田町長(56)に新人 花輪利一郎氏(69)が挑む。花輪氏は県庁OBで寄居町の監査委員をつとめ、ひっぱくする財政に危機感を感じ勇断したという。
そして、町議会では16名中、12名(14名とも)の町議が新人支持で今前哨戦を展開。
マチのトップはバランス感覚を持ちながら、自らの信じる道を進むべきであるが、このように八割近い議員が堂々と反旗をひるがえすという事態は非常時ではないではないか?
首長与党を標榜してはいるものの、首長ピンチの、いざという時に嵐が過ぎるのをじっと待っている議員も存在するマチも存在することも現実。
首長選や県議会議員選挙では議員の数、小選挙区の国政選挙では首長の数が勝ち負けを左右しないときもあるが、今回の寄居町の選挙は見逃せない戦いだ。
世界のホンダも稼働しはじめ、また前田利家が攻めあぐんだ鉢形城という歴史遺産が息づく町寄居町。
「次世代」をみつめて今こそ正念場だ。
(伊勢谷 珠子)
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