今年で７回目を迎える大規模市民マラソン「東京マラソン２０１３」が2月24日開催される。

抽選倍率は過去最高の約１０．３倍。

強運をもつ約3万６千人のランナーたちが東京を駆けぬける。

コースは東京都庁からスタートし、飯田橋、皇居前、品川、銀座、浅草雷門、築地、豊洲

そしてゴールの東京ビッグサイトと大都市・東京の名所が舞台となる。

また、今大会からロンドン、ベルリンなどの世界のトップレースで構成する「ワールドマラソンメジャーズ（WMM）」にアジアで初めて加入。

今季のWMMのスタートが東京マラソン２０１３となることから世界の有力選手にも注目したい。

国内選手では、２００９年から出場しているわが埼玉の星・川内優輝選手のエントリーはない。ファンとして彼の力走を観ることができないのは残念だが、先日の別府大分マラソンでの優勝で、世界選手権の出場を当確にしたということがその背景にあるといえよう。

今大会は、別府大分マラソン同様、世界選手権の代表選考会を兼ねているため、その結果も気になるところだ。

テレビ中継はフジテレビにて放映。

さらにその前夜、東京タワーが特別ライトアップで東京マラソンを盛り上げる。

その輝きは東京マラソンのエンブレムカラーである、ゴールドとブラックをモチーフに特別に作られたもので、ダイヤモンドヴェールが点灯される。

点灯時間は19時から22時。

ランナーにとっての憧れの舞台、「東京マラソン」。

昨年は熱い想いを胸に、その舞台を走る機会に恵まれた。

そして沿道に立つ多くの人から声援という力をもらった。

今もその感動は脳裏に焼き付いている。

今年はわたしがランナーにエールをもって力をおくる番だ。

沿道とボランティアとランナーがひとつになる。

2月２４日。まさに「東京がひとつになる日」である・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（古城　智美）