昨日鳴り物入りで行われた橋下代表率いる「維新の会」公開討論会。

昨夜からのニュースをチェックすると五時間という時間を費やしながらも

国会議員で少ない人は2分しか発言しなかったという。

維新側が莫大な質問の量を出したことが原因と思われる。

大手マスコミはそれでも「討論会」が成功であったとか、自民、民主の党首選挙より

まともとかコメント。

私自身、民主党が派手に公開した「事業仕分け」と同じ匂いを感じてならない。

意見を集約するために問題点を絞って一人3分という平等な時間を与え意見発表するほうが

まだマシではないかと思う。

そして、私は自民、民主の党首選（思惑などは色々あるにしろ）あの意味不明な公開討論会

よりひけをとってるとは思わない。

橋下代表は「価値観」を問うとか言っていた。

公開討論会　「東北復興について何が最善か？」

　　　　　　「原発と脱原発の方向性は？ヒステリックにならずに国での折り合いは？」

　　　　　　「外交　領土問題、アメリカとの関係、アジアの中の日本について」

　　　　　　「社会保障と消費税について」

　　　　　　「国会改革について」

私ならばこのように掲げるが。

自民党がダメだから民主党を選んだ。そして3年以上が経過して今の現状だ。

大震災が起き、ロシア、中国、韓国が領土問題について大きく踏み込んできている。

だからこそ、私は安定感のある政治とバランス感覚と胆力をもった人、

正しい歴史感と方向性をしめし、それに賛同する人が集まった政党こそが

政権政党にふさわしいと思う。

それに、大事なことは「インパクトある人材が何人揃っているか？」

大手マスコミは自民、民主にフレッシュさが欠けるとも。

東国原氏、山田氏、中田氏、がフレッシュなのか？

「維新の会」大手マスコミが幻想的に一大勢力、追い風、大きな新しい流れをイメージ化して

いることに私は注目していきたい。

                         　　　　　　　　　　　　　　　　（伊勢谷　珠子）