社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
岸田総理がいきなり異次元の少子化対策と打ち出した。統一選を控える自民党の現職・新人はのけぞったことだろう。異次元という言葉を使って、人心をつかもうとするのは、あまりにも奇をてらった手法だ。
近隣諸国からの圧力、増税となるのか、物価の上昇、コロナで死亡は過去最高など、日々国民を悩ませる問題を丁寧に解決してくれるリーダーを国民は必要としているのだ。
また報道では、キャッシュレスお年玉の是非が問われていた。お年玉はポチ袋に入ったものを親、祖父母、親戚のおじさんおばさんからいただいて感謝するというのが常だ。それらを電子マネーにするというのか。
そして、年賀状じまい。年賀状発行数が年々減っているという。「終活の一環として、年賀状じまいをします」と書いてきたのは70歳にも満たない公職にあるひと。年賀状出す、出さないは個人の自由だが、年賀状じまい宣言をする必要があるのかと思う。年賀状によって、近況をしり、クスっと笑ってみたり、よき日本の伝統の一つだ。
この4月投票の県議選。まちなかには3連2連のポスターが貼られている。あるまちでは、自民党の公認候補を自民党市議団は応援しないという話が流れている。本当なのか?それでも、そのまちの自民党幹部は、なにも自民党市議団を名乗らなくてもいいのではないか。保守でまとまっていけばとも。
何事にもセオリーと曲げてはいけないスジがあるはず。ましてや、奇をてらった奇襲作戦が勝利を収めるとは限らないのだから。(年初雑感)
氷川まこと