トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2012.5.25
コラム …埼玉の余話
たまたまなのだろうが、ここのところ県庁OBがガンにかかり、大手術をしている。不幸にして、あっという間に黄泉の国に旅立っていった人もいる。諸説があるが、やはりストレスがその主な原因なのだろう。又、生活のリズムを大きく崩したり、あまりにも無理な生き方も、どこかに歪みを生んで不幸を呼んでしまうのかもしれない。ましてや、60歳を過ぎればNK細胞という免疫力に一番関与している細胞はちょっとしたストレスでもドスンと落ちるそうだ。 しかし、例えガンにかかっても前向きに生きなおす人の回復力は凄い。今までの生活習慣を改め、今後の人生を誰よりもバラ色に生きてやろうとM氏ははりきっている。ネガティブな考え方が免疫力を著しく下げることは、今日の医学の常識だ。そういえば、テレビ司会者のみのもんた氏の奥さんは66歳という若さでこの世を去った。半年前からみのもんた氏は「大丈夫だ!前向きに生きれば必ずいい方向へいくんだから!」と言葉の折々に力説していた。自らを励まし、何とか最愛の奥さんを助けよとしている姿だったに違いない。みのもんた氏のテレビ会見も多くの人の涙を誘った。愛する者を失うことは残酷に過ぎる。それでも人は生ある限り生きることが使命だ。生きよう!この強い前向きの心が必ず免疫力を高めてくれることを肝に銘じて、限りある生を充実させようではないか。せめて。