トップページ ≫ 社会 ≫ 世界の中の日本はみじめだ・・・G7終わる
社会
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イギリス・コンウォールで開催された主要七か国首脳会議が終わった。画像をみながら、安倍さんだったらと思った国民は少なくないだろう。曖昧に笑う姿と首脳との談笑がないこと、記念撮影も端っこにしょぼん。どこかの国の首相との肘タッチでは、菅さんだけがポーズをとる始末。菅さんは回りの空気を読むことや俯瞰的なその場の状況判断ができない。
東京五輪については「新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の団結の象徴として安心・安全な形で東京オリンピック・パラリンピックを開催することを改めて支持する」と表明され、政府筋も満額回答などと狂喜乱舞しているようだが、それでよいのか。ワクチン接種率はカナダが63%、イギリス60%、アメリカ51%の中で日本はなんと12%という数字だ。菅さんが「安心・安全な大会」といったところで説得力は皆無だ。
菅さんは何としても東京大会(五輪)を成功させるといい、解散はコロナ次第と語った。優先順位としては五輪・コロナ・解散総選挙なのだろうが、国民が今何を望んでいるかがわかっていないし、国民の心に寄り添っていない。ワクチン接種の遅れを取り戻すこと、五輪は安心安全な大会にするために何をするか、何を国民にお願いするか、五輪よりも国民の生活を第一優先にするという発信がなされない以上、ますます支持率は下がっていくだけだ。
世界のど真ん中で輝く日本を、ぜひ、次期首相には取り戻してほしい
氷川まこと