トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 妻を裏切ったという県会議員の弁明
コラム …男の珈琲タイム
埼玉県議会議員がまた辞めた。しかし、潔く辞めたのではない。辞めざるを得ないほどこの人は有権者を裏切ってきた。「妻を裏切ってしまった」と不倫を認めた。そもそも公人は妻のことは後でいい。有権者を裏切ることが一番罪だということがまるでわかっていない。どうも政治家という生き物の辞書には責任という言葉はないのかもしれない。一国の総理にして然り「責任は私にある」と言っては具体的な責任の取り方はしたことがない。責任は必ず具体的行為が伴わなければならない。いわゆる「無責任」な者は人の上に立ってはならない。法の番人だった人、そしてその妻も平気で議員をやっている。給与もボーナスもしっかり受け取っているのだから世も末なのだ。いまや政治家は劣化してさびついた人の代名詞になっている。もちろん、政治家に道徳や正義を求めることは酷だ。正しい目的のためには悪魔とも握手をしなければならない職業だからだ。だからせめて責任と実行力という旗だけは掲げて、一生懸命市民、国民のために働いてもらいたい。
鹿島修太
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