社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
日本人の特性・長所として、忍耐がある。コロナとの戦いは完全に終わったわけではないが、よい兆しがみえてきたことは確かだ。
今回の非常時ではリーダーの姿がよくも悪くも顕在化された。
大阪府吉村知事は「ウイルスは市中にはある。しかし、出るな!とはいわない。ゆるみがある!ない!とも言わない。行動の仕方に工夫をして、もとの生活に戻れるように、府民のみなさんにご協力を願いたい」ときっぱり。わかりやすい言葉と言葉にこめられた情熱が伝わった。
東京都小池知事は「まだまだ、ゆるみが見られます。もしものときは東京アラームです。レインボーブリッジが赤くなります。コロナが収まった後にはビジネスチャンスが待っています。ニュービジネスのチャンスです」と言った。
持続化給付金や東京都の協力金の入金が遅滞し、砂をかむ思いの中小企業の経営者、商店・飲食店の経営者の気持ちをおきざりにした小池知事の発言には、多くの都民も国民も長い溜息しかでない。そもそもゆるみの有無について指摘するのは傲慢ではないか。
イギリスの政治家マックスウエーバーは、政治は情熱と説いた。情熱をもったリーダーに大衆は希望と勇気をもらえるものだ。そして、今もっとも必要なことは、いままで日本経済を支えてきたエンジンともいえる中小企業に一刻もはやい救済措置を、そして一刻も早い再稼働を。新しいビジネス云々は二の次だ。
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