社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
令和の米騒動。まだまだ続いている。農業へ国がもっと投資するなど、根本的な改革をしないといけないのだが、米を買ったことがないお偉いさんたちが、私たちの税金で買った備蓄米を売ってまた儲けてしまうという何とも頭の悪い方法を選択。備蓄米という奥の手で民を救う予定だったのだが、うまく行きませんでしたとのたもうた。
残念なことに、財政法に則って、市場価格に合わせて入札金額を上げ下げしているらしい。(財政法9条「適正な価格」で譲渡するよう規定されている)しかしながら今回は「有事」である。平時の消費期限などによる売却ではない。米の価格を下げるため「放出」とうたっているにも関わらず、当初買った金額の1.8倍で落札されている。このまま61万トン転売(=適正な価格で譲渡)した場合国が1000億円以上儲けることになる。儲けたお金分私達に恩恵があるならまだしも、そうではない。そもそも意図してやっていないところがお粗末すぎる。
こういう時こそ無料配布にすべきだ。すでに工夫してやっている市町村もある。毎年税収最高値更新をしている政府なのだから、やって出来ないことはないはずだ。
名月かりん
バックナンバー
新着ニュース
特別企画PR