文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
花を見ている
考えることを止めると
花は少し大きく見える
そのまま見つめ続けていると
花が波紋にゆれ
蜂が飛び出してくる
しばらくすると
「なぜ私を見ているの?」
と花の奥から小さな声がする
花が再び波のようにゆれ
妖精が現れ
私が差し出した掌に止まった
それから少し他愛もない話をしてから
妖精はまた花の中に消えた
山上 村人
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