今年4月の統一選の3ヶ月後には知事選が控えている。表向きは目立った動きはまだないがここにきてにわかに騒がしくなりつつあるのが行田邦子参議院議員の動向だ。まず行田氏が急遽参議院議員に不出馬を表明したこと、にもかかわらず資金集め？の会員を募っていること。さらに行田氏の後援会幹部は、氏の知事選出馬を促している様子があること。又、氏が強いとされている県北の有力者はすでに心を決めているという情報もある。さて、現職の上田知事。それなりに行田氏の動向に関心を寄せているようだ。というのは知事の支持層と行田氏の支持層はかなりダブっていて、両者が出馬となると漁夫の利は自民党になるからだ。一時自民党は国民民主党の大野氏を推すのではないかという情報も流れたが自民党内部に民主党アレルギーが強く可能性はそんなに高くはないというのが現実だろう。上田知事は自らの去就は統一選後と言っているが百戦錬磨の知事のこと、相当の目論見があると識者はみている。この統一選までに自民党の支持率がかなり下がる可能性もあるとの見方も強くあり、水面下のせめぎあいは徐々に激しくなっていくようだ。