社会
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確かにモリソバ、カケソバと皮肉をいわれても仕方ない意味のない国会だった。政府自民党のやりきれない態度、すっきりしない、喉につっかえている感が強すぎた。しかし、それ以上に情けなかった野党。モリソバやカケソバがそんなに重大な食べ物なのか。いつから共産党と民進党は兄弟になったのか。さらにマスコミの無責任報道、やたらにヒステリックでこれが政治に対する第2の権力なのかと目を疑う国民は多かったにちがいない。
テロ問題の専門家は日本に間違いなく、テロはこれから起こりうると明言している。オリンピックは大丈夫か。野党は相変わらず、危機感がなく感情論をあおっている。これらは安倍さん一人が悪いのでも何でもない。政治のしくみが間違っているからだ。小選挙区制という制度が時の総理を増長させてしまったのだ。中選挙区なら派閥の力学が働いて、権力政党の権力バランスが正常になるからだ。こういうしくみを作った細川元総理や小沢一郎氏の罪は重すぎるのだ。モリソバやカケソバはいいかげんにしてステーキな国会をのぞみたい。
編集長 伊集院隼人