トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.9.26
コラム …埼玉の余話
・ドジョウが大海から帰ってきた。つまり、野田ドジョウ総理が国連という大海を観に行って帰国したということだ。「井の中の蛙大海を知らず」というが、小さな泥田の中でドジョウに大海のことは難しいに違いない。といっても、このドジョウにどうじょう(同情)する面もある。1年に1回は変わってしまう一国の総理。世界の眼も“えっ!野田?”と首をかしげた方が多かったらしい。何しろ綱領もいまだにない政党が政権をとって右から左まで考えを異にする集団を挙党という名で総理になったドジョウ様は、おそらく泥田の中で酸欠をしてしまうことは、そんなに遠い日のことではあるまい。一方、泥田ではないが濁ってよく見えない小河川的自民党に潜む魚族は何をしているのだろうか。政界は大海でなければならない。そして、政治家こそ大魚でなければならないはずだ。いったい、いつ泥田から大海ができあがるのだろうか。
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