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新着記事
- 権力が人間を駄目にする(2019年09月25日)
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人間を駄目にするのは何か。私はこの問題を自分自身のテーマとして生きてきた。「権力」。答えはこの二文字だと結論をもっている。あのいい人が変わってしまったという声はもう聞きなれてしまった言葉だ。権力は何もトップだけのものではない。茶坊主ですら上司の権力をかさにきた権力をもってしまっている。恐いのは権力には足音がないということだ。何の音もなく、権力は人の心をむしば…
- 政党よりもコーヒー党(2019年08月30日)
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コーヒー豆が今の2倍以上高くなってしまうのだそうだ。コーヒー党の私にはショックな話だ。地球温暖化が大きく影響しているという。まぁそれはそれとして、コーヒー党よりも政党はどうだろう。政党はますます安っぽくなっている。知事選をみていて政党所属の議員の演説があまりにも稚拙なのには驚いた。一体何を言いたいのか?私は私の耳と頭を疑った。一緒にコーヒーを飲んでいた友人の…
- 人生100年時代の手紙(2019年07月31日)
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どんなにSNSの時代になろうとも自筆の手紙は人の心を打つ。自筆の魔力といっても過言ではない。文字は書いた人の個性を表現するからいいのだ。先日、「小生は65才になったので、今後一切お手紙、お葉書は遠慮させていただきます」と知人から手紙が来た。誠実一路の彼の文字が何とも愛しかった。しかし人生100年の時代、65才の青年?としては何とも情けない話ではないか。そして…
- 梅雨とジャニーズ(2019年07月16日)
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梅雨の長雨でどうも気分が冴えない。まして今日は親友がこの世を去って余計うっとおしく辛い雨だ。涙雨だ。 それにしてもここのところテレビはジャニーズばかりだ。偉大な人だったことは認める。しかし、今は国政の選挙なのだ。しかし、ジャニーズ、ジャニーズで国政は忘れられた。ある人が怒りながら言った。「いくらなんでもテレビはだらけている。参議院の選挙中だぜ!まあ、仕方な…
- 梅雨と野党と風情(2019年06月27日)
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「おいおまえ梅酒飲んだかアマガエル」修太 アマガエルはかわいいカエルだ。あの青き梅のような色が雨に濡れると何ともすてきなカラーになる。その姿が好きだ。梅雨のアジサイ、梅雨のアマガエル 日本の風情ではないか。そういえば今の日本の政治に欠けているものの一つは風情かな。野党もこのままではいつになっても政権をとれそうにない。立憲だ、国民だといっても皆、民主党をひき…
- 鬼の平蔵を訪ねた(2019年06月09日)
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池波正太郎が好きで「鬼の平蔵」ツアーに参加した。鬼の平蔵が活躍したのは今の墨田区あたりだ。600mを超す高さのスカイツリーが偉容を誇っているそのあたりだ。池波が好きな理由は第一に何の学歴もないこと。独学の苦労人ということ。吉川英治や松本清張と一緒だ。努力の天才だからだ。したがって作品は味があり、人間の背中も腹も内蔵も深くえぐって書いているところだ。人間を見抜…
- 青い嵐と解散風(2019年05月24日)
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激しい雨だった。5月には春の嵐はそんなに吹き荒れることはない。この時季は春の嵐ではなく青い嵐。青嵐だ。政界では解散という荒い風が徐々に忍び寄ってくる気配がある。大義はあるのか?そんな大義なぞこの風にはない。勝つか負けるか。それだけだ。大義も正義もみな後から付け足すだけだ。東大出の官僚が若くして政治家になった。暴言を吐いて国会はこの未熟な男に矢玉を打ちまくって…
- 令和の元年初日も平成最後の日も冷たい雨が降っていた。(2019年05月06日)
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私は「降る雪や明治は遠くなりにけり」中村草田男の名句を思い浮かべていた。この句を知ったのは私が大学生の頃だった。意味もなく心にずしりとくる句だった。明治という時代に憧れていた私だけに意味はわからぬが「ううん、いいな」とひとり呟いていた。昭和6年の作だから明治から数えて20年ぐらいの作だったと思う。その明治も近代国家建設に突き進んだ反面、軍国の靴音が鳴り始めた…
- 桜が散った(2019年04月27日)
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桜が散ったと同じくして田のつく大臣も散った。そもそもこの方には人の上に立って達を動かす器量はなかったに違いない。大臣は偉い人がなると昔は信じられていたが、エラい人がなっちゃうのが今の世だ。エラいことになってしまうのだ。本当に利口な人は自分の器を知っているのものだ。国会でさらしものにされることがいかに不名誉なことかぐらいは普通考えられるものだが、政治の世界はや…
- さよならだけが人生だ(2019年04月04日)
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3月は別れの季節だというが桜咲く4月も又、別離の時だ。美しい桜がパッと消え、人々の記憶から消えていくではないか。あの妖艶な姿は幻だったのだろうか。3月、4月は多くの有名人も次の世へと旅立っていった。人生は無常にして無情だ。私は絶対に生死に関係なく別れていった人の後を追わない。というより追っかけていきたくない。そんな想いを強くもったのは、あまりにも多くの別れに…
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