トップページ ≫ 社会 ≫ 上田知事プロジェクト 続々と推進健康長寿埼玉プロジェクト・坂戸市の場合
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
昨年、再選された上田清司埼玉県知事。
大きく掲げた掲げる三大プロジェクト
エコタウンプロジェクト、埼玉版ウーマノミクスプロジェクト、そして健康長寿埼玉プロジェクト
今回、坂戸市 健康増進部、畑中次長、三谷課長補佐の話を聞くチャンスを得た。
平成15年健康日本21にそって坂戸市では「まちづくり市民会議」が発足
特色は公募によって選ばれた完全ボランテイアの22名。「元気にし隊」
(この22名は継続の市民もいるが、欠員は公募して補ってきた)
このスタートによって9年間事業はすすんできた。このようなプロジェクトを発進、継続させるためには市民の意識改革、行動の変容が必要で、それには市民協働が欠かせない。会議もお役所仕事ではなく、土日夜間など集まりやすい時間に開催した。アラを探すのではなくて、良いところを探していくことから始めた。集まった市民の方も、行政任せにせず、手間を惜しまない。市民、行政一体になって行動していった。
結果、心と体のバランスが良好であるということを基本とした健康づくりが進んでいる。
坂戸市健康なまちづくり計画は、「健康だと思っている市民を増やす」ことを中心に食生活支援(食育)運動習慣支援、疫病予防リハビリ支援、生きがい学び支援と四つの柱でなりたっている。
特に食育は、 食を通じた健康づくり応援店制度の推進(当初46店舗だったものが現在70店舗に)市内にある女子栄養大学と連携し、応援店で健康応援メニューを開発 坂戸新ブランド農産物「坂戸ルーコラ」を市内の農家、筑波大付属坂戸高校との連携で育成。また全国的に有名になった「葉酸プロジェクト(葉酸は認知症予防やあらゆる病気の抑制になるビタミン)」も女子栄養大学との連携。また、市内の明海大学との連携では歯科保健対策を、同じく市内城西大学との連携では水中リハビリ運動を促進するなど、
大学のある町の強みも活かしている。
これらは、伊利ひとし前市長の大きな功績、実績の一つであることは間違いない。
さて、坂戸市。4月に新市長が誕生。石川新市長、多角的に行政の見直しをしていくことは必至。
しかし、かつて小泉改革を断行した、時の首相、小泉純一郎氏は言った「守るべきものは勇気をもって守り、変えるべきものは勇気をもって改革する」
市民目線で、市民対話を強調する石川新市長の「真の改革」にも注目したい。