トップページ ≫ 社会 ≫ 麻生氏は不満 自民党が危うくなってきた
社会
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菅前総理が活発だ。先週は神奈川県連会長の小泉進次郎元環境大臣をはじめ、HKTと言われる非主流派の(H)萩生田光一前政務調査会長、(K)加藤勝信前厚労大臣、(T)武田良太元総務大臣と会食した菅前総理。キングメーカーへの布石なのか。
こういう動きに面白くないのは麻生太郎副総理だ。麻生氏と武田氏は同じ福岡で犬猿の仲として知られる。以前も武田氏が菅氏を選挙応援で福岡入りさせようとしたが、阻止された経緯もある。
さて、菅前総理の政権獲り構想はうまくいくのか?ここで菅前総理が最高顧問をつとめる自民党横浜市支部連合会が政治資金パーテイを開催することが炎上している。党としてしっかりケジメがついていない、政治資金規正法の改正もはっきりしない、もちろん政治改革も言葉だけ。裏金作りの温床ともなった政治資金パーテイを、「いま」やっていいのか。このパーテイ開催の報道の前に横浜市連は「岸田氏は退陣すべき」とも公言していた。
岸田おろしが地方からというカタチではあるが、どうもスッキリしない。国民の政治離れ、自民党支持者の自民党離れに拍車がかかったことは間違いない。キングメーカー気取りよりも、本気で!真剣に!政治の信頼回復につとめるべきではないですか、菅前総理。国民と政治家の間にできてしまった溝をうめることこそが、今一番求められているのだ。
大曾根恵
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