社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
五輪の贈収賄事件はお粗末千万。金額も相当なものだが、人々に感動を与えるはずのスポーツを食い物にした罪は大きい。また、五輪出場をめざし日夜努力を惜しまないトップアスリートたちの気持ちを考えるとたる暗澹たる思いだ。
統一教会と政治。統一教会が、この教えの布教活動の道具に政治を使ったことが明るみに出たことは事実。今、一番問題なのは萩生田光一自民党政務調査会長の行動言動だろう。ネット社会となった今、証拠はいくらでもでてくるのだ。メール、ホームページ・動画で。萩生田氏の言い逃れはもう徒手空拳そのもの。潔く謝罪し、辞任辞職すべきだ。今回東京選挙区で当選を果たした生稲晃子議員については、「おニャン子はしょせんおニャン子。擁立したほうに問題がある」と断言したい。「街頭演説中に声をかけられ、旧統一教会関連施設に足を運んだ」という言い逃れ。当時は参議院選挙前で、正確にいうと生稲氏の選挙活動ではなく、政治活動なのだが。安倍元総理の襲撃事件前とはいえ、萩生田氏は当時現役の大臣。当然警護対象者(SPに守られる人)であり、一人の声掛けによって予定を変更することすら不自然だ。警備変更をどうしたのだろうか。また生稲氏は「暑くて顔を直すことを考えていた」とまで言ってのけた。自分の活動よりも顔・メイクなのか。こんな人に政治を任せてよいか、憤りを感じる。
コロナ・ウクライナ侵攻に伴う物価高と、エネルギー問題・内外ともに諸課題をかかえる今、グズグズはしていられない。そして統一地方選は半年後あまりで号砲。地方議員の悲鳴が聞こえる。
伊勢谷珠子
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