社会
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今年は加須市のジャンボこいのぼりの遊泳が3年ぶりに実現し、人々に大きな勇気と希望を与えた。
「流石は埼玉が誇る加須市のこいのぼりだ」と思ったのも束の間。「加須って埼玉だったの?」と首を傾げる関東人がいるのも現実である。土地勘がないとなかなかピンと来ないのはわかるが、残念である。
さて、2019年に公開された大人気映画『翔んで埼玉』の続編は撮影中止と言われていたが、この度一転。撮影再開の運びとなった。というのも、主演のGACKTさんの体調不良に明るい兆しが見られたことが大きな理由だ。
大好評だった前作。しかし、「どこが面白いのか全くわからなかった」と言う意見があったのも事実だ。
楽しめなかった人の大半は、埼玉に土地勘がほとんどなかったものと思われる。
映画の大ヒット後、世間はコロナ一色になってしまった。巷では、「“東京アラート”は『翔んで埼玉』に出てきた“埼玉警報”みたいだ」とか、「感染症の“コロナ”は『翔んで埼玉』で流行っていた伝染病の“サイタマラリア”みたいだ」とか、まことしやかに囁かれたこともあった。そんな最中、一度は映画に落胆した人たちの心境にも、新たな変化が生じても不思議ではない。
コロナというパンデミックを通じ、『翔んで埼玉』から今一度、何かを得たい思いに駆られた人が増えた可能性も大いにあると思うのだ。
次回作『翔んで埼玉Ⅱ(仮題)』の公開まであともう少し。今度ターゲットになるエリアは、埼玉だけとは限らず、なかなか興味深い。いずれにせよ、『翔んで埼玉Ⅱ(仮題)』も、加須市のジャンボこいのぼりとともに、上昇気流に乗っていって欲しいものである。
葉桜こい
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