社会
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アマチュアボクシングの前会長山根氏の茶番は笑えて仕方ない。筆者は彼の犯した罪状は知らない。しかし、今時珍しい茶番劇の主役であることだけは事実だ。彼の言動そのものの滑稽即興寸劇の役者ぶりが笑えるのだ。彼は追いつめられて「俺は男だ。歴史に生れた歴史の男だ。男としてのけじめはつける。決意はする」と大見栄をはった。そして、最後は「俺は会長を辞める。俺が決意した理由は女房が一生俺のめんどうをみるからと言ってくれたからだ」とテレビで胸を張った。あんたは男か?何が歴史の男だ!こんなにまちがった男観をきいたことがない。男かどうかは他者が決めるのだ。では女かといったら、女が怒るに決っている。かつてマッカーサーが辞める時、老兵は消えゆくのみという名セリフを残して去ったが、これこそ男のセリフだ。さもなくば男は黙ってサッポロビールぐらいを言っていればもっと男だったのに。これほど男を下げた茶番はあまり例がないだろう。
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