高嶺の花、百合が庶民の花となった。

小池百合子東京都知事の誕生だ。

一か月前、自民党という百貨店で売られていた高価な花が、その場所から離れ、個人商店で売られる花となった。

その百合の美しさは衰えることなく、美しさを倍増させた。

この小池さんの自民党との別れの決断力が功を奏した。

さらに彼女の戦略は凄まじかった。

小池のグリーンの輪が千人単位でひろまっていった。

それとは反対に自民党。

党員への脅しのような文書。増田さんを応援にきたものは名前を間違える等、本当に情けなかった。

おまけに元知事は「厚化粧！」と訴える始末。

同じ女として薄化粧だったらいーのかと問いたくなるものだ。

そんな言葉を発したら、女性を敵にまわすということもわからないのか！と思う次第である。

これに対し、小池さんは巧みな話術でかわす。

「私は傷があるのでそれを隠すため」と平気でいってしまう。

女性だけでなく男性をも同情をさせる。まさに小池マジックである。

さあ、これからは小池さんの勝負の序章である。

元都知事の猪瀬氏がいう、東京都連の闇をあばけるか。

東京大改革で不透明な部分を透明化することができるか。

さらなる注目が集まるであろう。

次は行動力をフルに活用し、１票を投じた有権者の期待を裏切らないように、東京の顔、庶民の美しい花として頑張ってほしいものである。