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裏側から見たプレミアム付商品券
~自治体によって異なる換金サイクル
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
この秋の個人消費の目玉刺激策であるプレミアム付商品券。プレミアム率は20~30%と市町村によって異なるが、このプレミアム部分が市町村内の商店でしか利用できなくなっており、地域消費の活性につながると期待されている。
一方、地元の小店舗にとってはプレミアム付商品券を多く使ってもらうのも痛しかゆしだそうだ。それは利用された商品券の換金サイクルである。表を見てもらって分かるように、1週間以内に換金してくれる市町村は良いが、1か月以上かかるところもある。ある店主は「仕入れに商品券が使えるわけではなく、現金商売にとってみると現金収入がなくなるとわれわれ個人店だと資金繰りに影響がでてきてしまう」と言っていた。また換金手数料が発生する自治体と手数料を取らない自治体もある。
利用者の視点だけでなく、事業者の視点でプレミアム付商品券を見るのも興味深い。
自治体 | 換金サイクル |
---|---|
さいたま市 | 期間内に宅配業者より5回ほど回収。集荷後約30日のちに振り込み予定。 |
川越市 | 指定金融機関で換金依頼。確認後口座へ入金。換金日は原則毎週1回。換金手数料なし。 |
熊谷市 | 指定金融機関か商工会議所で換金依頼。その後、口座に換金手数料を差引後入金。換金手数料1%。 |
所沢市 | 指定金融機関で換金依頼。5営業日以内に入金。換金手数料1%。 |
上尾市 | 指定金融機関で換金依頼。5営業日以内に入金。換金手数料なし。 |
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