コラム …埼玉の余話
・自民党の県議たち、といっても5年前に当選した諸兄が、同期生で“自民党を変える。県議会を変える”のサブタイトルで本を出版したのだが、その後、一向にその現実がみえてこないのだが、どこへ変わったのだろう。いつまでも期待していてよいものなのだろうか?
・公務員改革で中央官庁もキャリア制度を見直すことになった。大賛成だ。実力主義が一番健全だ。活力が違う。いつも頭を傾げるのが警察官の試験だ。有能な刑事がどうもペーパーが苦手という場合、県民が求めるのはペーパーでないその現実的な能力のはずだ。
・山口泰明代議士の政経パーティで、例によって麻生太郎氏の毒舌が火を吹いた。あまりにも火力が強すぎて刺激が大きいので詳細は省くが、要するに、泰明氏はいろいろな欠点があるが、人はいいということで話のピリオドを打った。埼玉県の議長も“今日は知事の代理で来た”とぶった。知事と議長とは、絶対に一方が代理にはなれないのに。
・県下の高等学校の進学状況の推移をみていくといろいろなことがわかる。私立のめざましい躍進だが、これはなんといっても、経営者たちの涙ぐましい努力の果実だ。
それにしても県西の準有名校だった高校の衰退ぶりは目に余るものがある。県の教育局はどんな指導をしているのだろうか?もちろん、その市の停滞振りも正比例しているから、難しいところだ。
・いくら時代が変わってもすし屋の板前さんが、店頭で営業している姿はあまりいただけない。さいたま市のある有名な寿司屋の支店のはなし。それにしても鮮魚もご多分にもれず値上がりして、すし屋間の競争はすさまじい。
・そんな中で、川越にオープンしたばかりのすし屋さんの入りは連日満足。決して安売りしているわけではないが、そのメニューのユニークさと、ネタの良さ、経営者の腕の良さの三拍子が揃っている。JR川越東口から歩いて5分のところの一店だ。
・ふじみ野市の市議会。民主党で立候補、当選したA議員は、どういうわけか議会で民主党を名乗っていない。これには応援した市民も困惑の色をかくせない。こういう場合、公認した本部はどういう支持をしているのだろうか?