コラム …埼玉の余話
・地方の時代なんて程遠い。地方の議員のあり方と質だ。例えば戸田市議会が閉会となったが市長提案をどうみてもおかしい否決をした。来年早々市長選があるので悪しき政治判断をしたのだとの声が市民の間では高まっている。
・地方議会に本来与党、野党はないが、実際にはあって仕方ない。しかし、与党と野党の差は国と違って、そんなにないのが地方だし、あってはならないのが地方だ。議員内閣制と大統領制という国と地方の違いがそこにある。しかし、不勉強だからそこにいじめの構造をつくりたがるのが議会だ。
・名古屋市議会をみていて、河村市長はユニークだが少し逸脱している。何故なら議員の職域まで荒らそうとする姿勢が、目立ちすぎるからだ。議会は議会、河村市長はその辺、もっと政治的配慮をしながら事に臨んだ方が良いのでは。
・ふじみ野市の高畑市長の評判はおもしろい。つい先々月の選挙で現役に勝利したばかりだが、反市長も“率直な人柄に好感がもてる”という声が強まっている。
・県議会12月定例会はいまひとつ、迫力に欠けている。何故か?失礼ながら、今の県政に欠けていることへの勉強不足が目立つ。例えば、清流対策の具体的な進め方について。清流を維持したり、清流をよみがえらせるためには高度な政策と高度な技術が必要なことをもっともっと掘り下げるべきだ。